大阪では鍼灸整骨院で4年半勤務し、
毎月約600人もの患者と向き合い続けた。
症状の原因は患部だけではない__
身体の使い方や癖、姿勢、筋力バランスなど
全身を診なければ根本改善につながらない。
そして、症状が改善しても
「また同じ痛みが出る」
「しばらくして再来院」
そんな人が多い現実に直面し、
再発を防ぐ”運動処方”の重要性を確信する。
競技者だけでなく、
地域の一般の方へも運動を指導。
子供から高齢者まで幅広く関わる中で、
”運動が人の人生を豊かにする”ことを強く実感した。
大学卒業後、夢だったJリーグの現場へ。
プロのスピード、要求されるレベル、
想像以上に高い基準に、自分の知識も技術も追いつかない。
メディカルスタッフとしての圧倒的な経験不足。
選手・監督・スタッフとのコミュニケーション能力の壁。
治療の引き出しの少なさ。
毎日が学びであり、挫折であった。
しかしその経験が、
「本当に強い身体づくりをサポートしたい」
「治療だけでなく”動ける身体”まで導きたい」
という信念を育てた。
鍼灸の勉強をしながら高校サッカー部でトレーナーとして活動。
現場の緊張感、選手の輝く表情、怪我から復帰する姿。
サポートできる喜びを感じつつも、
「もっとできるはずだ」と自分の未熟さを痛感する日々だった。
少年時代からずっとサッカーに打ち込み、
大学まで競技を続けてきた。
しかし、度重なる怪我により
思うようにプレーできない日々が続いた。
「もっと良いケア方法があれば…」
「怪我に悩む選手を支えたい」
その悔しさが、医療・トレーナーの道を志す
最初の原動力となった。